たたき上げ?権力志向?勝負師?
菅首相の素顔(スガオ)に迫る!
世界が未曾有のコロナ禍に陥る中、国民の命と激動の時代の舵取りは、この男に託された。『新聞記者』『i-新聞記者ドキュメント-』などを手掛けるスターサンズが、満を持して“今、一番日本人が知りたいこと”菅首相の素顔(スガオ)に迫るドキュメンタリーを制作しました。かつては官房長官時代の「令和おじさん」や首相就任直後の「パンケーキ懇談会」といった印象から、昨今では五輪やコロナ禍への対応などに対する不安視の声もあるが、実のところ何を考えているのか、どういう政治家なのかは意外に知られていない。“もしかしたら我々は実体のない男に日本を預けてしまったのではないか?”。
日本の民主主義は消滅してしまったのか?
気づいてますか?
政府もニッポン人もヤバいぞ!
本作では、ナレーターに俳優のを迎え、現役の政治家や元官僚、ジャーナリスト、そして各界の専門家が、菅義偉という人物について、語り尽くす。さらに、これまで表に出てこなかった様な証言や、過去の答弁を徹底検証。だが本作は、いたずらに異議を唱えたり、スキャンダルを暴こうとする政治ドキュメンタリーではない。むしろ観る者は、ブラックユーモアや風刺アニメを愉しみつつ、様々な角度から浮き彫りにされる、菅政権ひいては日本の「変なところ」を考えてもらう、かつてない政治バラエティ映画となっている。ふわふわに膨らんで美味しそうなのに、中身はスカスカ。まるでパンケーキのような菅政権を作ったのは、果たして誰なのか?政治家のせい?ジャーナリズムが悪い?それとも私たち自身の問題?「おかしな事」がこんな溢れているのに、政治なんて しょせん ヒトゴト…このままでいいのでしょうか…?時代の変わり目に…気づいてますか?


1949年8月12日福井県出身。89年にカワムラオフィス、94年に青山出版社を設立、代表取締役就任。98年、株式会社アーティストハウスを設立し数々のヒット書籍を手掛ける。一方で、映画出資にも参画し始め、後に映画配給会社アーティストフィルムを設立し会長に就任。08年に映画配給会社スターサンズを設立。イ・チュンニョル監督のドキュメンタリー映画『牛の鈴音』(08)、ヤン・イクチュン監督作『息もできない』(08)を買付・配給。製作では『かぞくのくに』(11)、『二重生活』(16)、『愛しのアイリーン』(18)、『新聞記者』(19)、『宮本から君へ』(19)、『MOTHER マザー』(20)、『ヤクザと家族 The Family』(21)と話題作を立て続けに製作、公開する。『あゝ、荒野』(17)は日本アカデミー賞をはじめ、各賞を総なめにした。最新プロデュース作は吉田恵輔監督作『空白』(21)。
1966年8月24日生まれ。早稲田大卒業後、90年テレビマンユニオンに参加。93年「世界ふしぎ発見!」でディレクターデビュー。情報エンターテインメントやドラマ、ドキュメンタリー等、特番やレギュラー立ち上げの担当が多く、総合演出を多数行う。インタビュー取材、イベント、舞台演出、コンセプトワークも得意とする。主な作品に、2001年12月〜日本テレビ「歴史ドラマ・時空警察」Part1〜5監督&総合演出、2006年〜09年日本テレビ「未来創造堂」総合演出、2010〜15年日本テレビ「心ゆさぶれ!先輩Rock You」総合演出、2015〜20年NHKプレミアム アナザーストーリーズ「あさま山荘事件」、「よど号ハイジャック事件」、「マリリン・モンロー」、「ドリフターズの秘密」などがある。
1968年3月23日生まれ、大阪府出身。ニューヨークで5年間演技を学ぶ。帰国後、舞台を中心に映画やドラマにも多数出演。2016年には「高き彼物」にて演出を手掛け高い評価を得る。主な出演作に映画『淵に立つ』(16/深田晃司監督)、『罪の声』(20/土居裕泰監督)など数々の作品に出演。昨年、滝藤賢一とともに企画から参加し、W主演を務めた「コタキ兄弟と四苦八苦」(20)はギャラクシー賞月間賞、ATP賞テレビグランプリドラマ部門の最優秀賞を受賞した。公開待機作にレオス・カラックス監督作品『Annette』(21)があり、同作品は第74回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映された。
日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(8期)、内閣総理大臣(第99代)、自由民主党総裁(第26代)。秋田のイチゴ農家に生まれ、高校卒業後上京。板橋区の段ボール製造工場に勤務、2年後に法政大学へ入学。大学卒業後73年、建電設備株式会社(現・株式会社ケーネス)に入社。75年、政治家を志して衆議院議員小此木彦三郎の秘書となる。87年、横浜市会議員選挙に出馬し初当選。その後、横浜市に大きな影響力を持っていた小此木の代役として秘書時代に培った人脈を活かして辣腕を振るい「影の横浜市長」と呼ばれた。横浜市会議員(2期)、総務副大臣(第3次小泉改造内閣)、総務大臣(第7代)、内閣府特命担当大臣(地方分権改革)、郵政民営化担当大臣(第3代)、自由民主党幹事長代行(第2代)、内閣官房長官(第81代・第82代・第83代)、沖縄基地負担軽減担当大臣、拉致問題担当大臣などを歴任した。2019年(平成31年)4月1日に、官房長官として新元号令和を発表したことから、「令和おじさん」の愛称がある。